青汁とその栄養成分について

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青汁とは緑葉色野菜を絞った汁を意味しています。

原料にされている緑黄色野菜にはイネ科の大麦青葉、アブラナ科のケール、セリ科の明日葉などがあります。

厚生労働省の提唱する「健康日本21」では、健康的な食生活のためには1日350g以上の野菜を摂取する事が望ましいとされています。

しかし野菜好きの人でもこれだけの量の野菜を毎日食べるのは大変で、まして食生活の乱れがちな現代人は慢性的な野菜不足に陥りがちです。

また、毎日の食事で野菜を取るように気を付けていても、露地栽培が主流であった昔の野菜に比べ、最近の野菜は栄養価が低下していると言われており、現在では野菜の栄養を十分に摂取する事が難しくなっています。

野菜不足がもたらす体の不調には青汁の利用が便利で簡単です。

野菜に含まれる栄養成分は熱によって破壊されるものが多いですが、青汁は加熱処理をしていないので、野菜が本来持っている豊富な栄養成分をそのまま摂取することができます。

栄養成分にはAやKをはじめとするビタミン類、リンやカリウムなどのミネラル類の他、食物繊維、抗酸化フラボノイド、クロロフィルなどが知られています。

一般に販売されているものは、これらの野菜の搾り汁を乾燥させた粉末状が主流ですが、搾り汁をそのまま冷凍させたものもあります。

粉末状の製品では1包ずつ個別に包装されたものもあり、毎日利用するのに軽量の必要がなく、便利です。

購入には店頭の他、通信販売も利用できます。

青汁が一般に知られるようになったのは1990年代以降のことで、豊富な栄養成分を持ちながら青臭い味と香りによって敬遠されました。

悪訳で知られる俳優がコマーシャル撮影時に思わず漏らした「まずい」の一言が定着し、一時はTV番組の罰ゲーム用の定番用品となりました。

その後、栄養成分はそのままで、抹茶やフルーツエキスなどを使って風味に改良が加えられ、現在ではおいしさも宣伝文句の一つとなっています。

青汁には豊富な栄養分が含まれていますが、そのうちのカリウムやリン、ビタミンAは人工透析を行っている患者には健康被害をもたらす場合があります。

また、含有されているビタミンKは循環器系疾患薬剤の効果を弱める場合があるので注意が必要です。いずれも利用前に医師と相談する必要があります。

体質や体調によっては発疹やかゆみ、胃腸の不快感などが現れる場合があるので、注意が必要です。

症状が現れた場合は、利用を止めた方が賢明です。